自分が中学生だった頃,クラスに『数学ガール』を読んで数学が好きになったという人がいたんですよ.*1
その人とはたまに数学の話をしたりしてました.
高校が違った *2 ので高校以降は会ってなかったんですが,一度だけ電車で乗り合わせたことがあります.*3
お互い顔を覚えてたのでちょっと話しました.大学の3年~4年ぐらいのときだったかな.
その人が「自分は院進したいけど,就職するとき面接官に『遊ぶために院に進学した』と思われたらいやだな」みたいなことを言ってたのを覚えています.
私は「それは会社が悪い.そんなところ落ちた方が良い.研究したかったら,研究すればいいんだよ」と励ましました.
なぜか今,それを思い出しました.
あの人に対して言ったはずの言葉ですが,今思い出すと自分に響きますね.
当時の自分は自分を貫こうとしていてなんて偉いんだろう,今の自分も見習わないといけないなって思います.