パンの木を植えて

主として数学の話をするブログ

昔の自分が眩しく見えるという話

\[ %%% 黒板太字 %%% \newcommand{\A}{\mathbb{A}} %アフィン空間 \newcommand{\C}{\mathbb{C}} %複素数 \newcommand{\F}{\mathbb{F}} %有限体 \newcommand{\N}{\mathbb{N}} %自然数 \newcommand{\Q}{\mathbb{Q}} %有理数 \newcommand{\R}{\mathbb{R}} %実数 \newcommand{\Z}{\mathbb{Z}} %整数 %%% 2項演算 %%% \newcommand{\f}[2]{ \frac{#1}{#2} } \]

自分が中学生だった頃,クラスに『数学ガール』を読んで数学が好きになったという人がいたんですよ.*1

その人とはたまに数学の話をしたりしてました.

高校が違った *2 ので高校以降は会ってなかったんですが,一度だけ電車で乗り合わせたことがあります.*3

お互い顔を覚えてたのでちょっと話しました.大学の3年~4年ぐらいのときだったかな.

その人が「自分は院進したいけど,就職するとき面接官に『遊ぶために院に進学した』と思われたらいやだな」みたいなことを言ってたのを覚えています.

私は「それは会社が悪い.そんなところ落ちた方が良い.研究したかったら,研究すればいいんだよ」と励ましました.


なぜか今,それを思い出しました.

あの人に対して言ったはずの言葉ですが,今思い出すと自分に響きますね.

当時の自分は自分を貫こうとしていてなんて偉いんだろう,今の自分も見習わないといけないなって思います.

*1: あとドラゴンボールが好きでしたね.話には関係ないですけど

*2:私が高校受験に落ちたからです.一緒の高校に行こうという話をしてたのにね.私は悪いやつですね

*3: 同窓会で会ったこともあるけど,今回は割愛