パンの木を植えて

主として数学の話をするブログ

近況 - コンテナと仮想マシンの違いを思い知った

\[ %%% 黒板太字 %%% \newcommand{\A}{\mathbb{A}} %アフィン空間 \newcommand{\C}{\mathbb{C}} %複素数 \newcommand{\F}{\mathbb{F}} %有限体 \newcommand{\N}{\mathbb{N}} %自然数 \newcommand{\Q}{\mathbb{Q}} %有理数 \newcommand{\R}{\mathbb{R}} %実数 \newcommand{\Z}{\mathbb{Z}} %整数 %%% 2項演算 %%% \newcommand{\f}[2]{ \frac{#1}{#2} } \]

HackTheBox 用の環境をDockerで構築しようとして悪戦苦闘しておりましたが,もう諦めました.

おとなしく公式のチュートリアル通りに,仮想マシンを使ってやろうと思います.


私はずっと勘違いしてたんですが,コンテナと仮想マシンって全く別のことをやろうとしてる技術なんですね.

よく理解できてないんですが「コンテナの方が持ち運びしやすいんだけど,仮想マシンならOSごと作れる」みたいな.

開発のときのように「Django 環境を用意したい」とかならコンテナで十分なんだけど,今回のように「Parrot OS を入れたい」などとでかいものをまるごと入れようとするとコンテナでは足りなくなるのではないかと思いました.

Docker と Virtual Box のどちらが良いのかなどと考えてましたが,別物なので使い分けが必要だったんですね.


とりあえず余ってるPCがあったので,そこにVirtual Boxを入れて Parrot OS for HTB を入れてみました.

実際に使ってみてどうかは,後でご報告します.


追記

後でやるつもりだったんですけど,なんか止め時が見つからなかったので一気にやってしまいました.

  • ParrotOSをインストールしたのになぜか再インストールを求められるという問題があったが,これは VirtualBox のストレージの設定で,起動順序を ハードディスク > 光学ディスク にしたら治った.
  • 起動順序を変更後,まっくらな画面しか表示されなくなってしまったが,それは 3Dアクセラレーションを有効化することで解決
  • チュートリアル等ではParrotOSのインストールが終了したら自動で背景が変わるかのように書かれているが,私の場合は手動で変えないと変わらなかった.期待していたので少しおどろき
  • フルスクリーンモードにすると画面がまっくらになる.scale にしておいて,大きくすることはできた
  • とにかく重いので,CPUのコア数を増やしたりメモリを増やしたりして対応した.
  • Write Up の通りに進めることに成功したので正しい環境構築ができたのではないかと思う