今までは計算機を使う場合は Python を使っていましたが,なんとなくイマドキなので Julia を使ってみることにします.
これは,その環境構築についての記事です.
基本的に私は詳しくありませんので,「こういう風にやった」というだけの記事であり,「こうするのが良いよ!」という記事ではないことを断っておきます.
インストール
まずは公式サイトへ飛んでインストールしましょう.
ダウンロード.インストーラを起動してそのままインストールします.途中で
- [ ] add Julia to Path
というチェックボックスにチェックを入れておきました.効果は知りませんが,必要な気がしたのでチェックを入れました.
JupyterNotebook 上で実行したいので,
このサイトの指示に従って add IJulia
と打ち込んでインストール.
さらに
に従って,build IJulia
を実行.
VSCode 上での操作
次にVSCodeを起動.
拡張機能で Julia というそのものずばりなものがあるので,それをインストール.
Jupyterは既にVSCodeに入れてあるので,これで準備が整ったはず.
やってみる
VSCode で 表示 → コマンドパレット から CreateNewJupyterNotebook を選択するとこういう画面になります.
右上に Python 3.6.1 と書かれていますね.ここ,怪しいです.
クリックすると,Julia という選択肢が出現しますのでそれをクリックします.
それっぽい画面にはなるのですが,$\rhd$ マークを押しても計算が終わりません.
永遠にぐるぐる回り続けるだけ.
どういうことだってばよ.
問題はどこにあるのか
VSCode の JupyterNoebook上でやるときに問題が生じているっぽいです.
Julia のインストール自体はうまく行っています.
普通にVSCode上で .jl
ファイルを実行する分には問題ありません.
こうやって,Hello World することもできます.
困りました.
調べてみると,VSCodeのJupyter拡張機能でPython以外の言語を実行したい場合は,VSCodeはstable版ではなくてinsider版を使用しないといけないという衝撃情報が入って来ました.
さすがにこの記事からも1年経ってるし,stable版でもできるでしょうと思って調べましたが,stable版でも使えるという情報は特になし.いやでも一年放置はないやろ.
信じてしばらくいじっていたらなんかできました.(本当に何もしていない)
ちなみに stable版のままでうまく行きましたので,先ほどの情報はやはり古いようです.
まぁとにかく Julia + VScode + Jupyter拡張機能 という環境が整いましたので,これでこの記事はおしまいです.次回以降は Python だけじゃなくて Julia もいじっていこうと思います.