パンの木を植えて

主として数学の話をするブログ

数学のために Julia を導入したい

\[ %%% 黒板太字 %%% \newcommand{\A}{\mathbb{A}} %アフィン空間 \newcommand{\C}{\mathbb{C}} %複素数 \newcommand{\F}{\mathbb{F}} %有限体 \newcommand{\N}{\mathbb{N}} %自然数 \newcommand{\Q}{\mathbb{Q}} %有理数 \newcommand{\R}{\mathbb{R}} %実数 \newcommand{\Z}{\mathbb{Z}} %整数 %%% 2項演算 %%% \newcommand{\f}[2]{ \frac{#1}{#2} } \]

今までは計算機を使う場合は Python を使っていましたが,なんとなくイマドキなので Julia を使ってみることにします.

これは,その環境構築についての記事です.

基本的に私は詳しくありませんので,「こういう風にやった」というだけの記事であり,「こうするのが良いよ!」という記事ではないことを断っておきます.

\[ %%% 黒板太字 %%% \newcommand{\R}{\mathbb{R}} \newcommand{\C}{\mathbb{C}} \newcommand{\Q}{\mathbb{Q}} \newcommand{\Z}{\mathbb{Z}} \newcommand{\F}{\mathbb{F}} \newcommand{\N}{\mathbb{N}} %%% カリグラフィー %%% \newcommand{\calf}{\mathcal{F} } \newcommand{\calg}{\mathcal{G} } %%% 引数を取るもの %%% \newcommand{\f}[2]{ \frac{#1}{#2} } \newcommand{\im}{\operatorname{im} } \]

インストール

まずは公式サイトへ飛んでインストールしましょう.

ダウンロード.インストーラを起動してそのままインストールします.途中で

  • [ ] add Julia to Path

というチェックボックスにチェックを入れておきました.効果は知りませんが,必要な気がしたのでチェックを入れました.

JupyterNotebook 上で実行したいので,

このサイトの指示に従って add IJulia と打ち込んでインストール.

さらに

に従って,build IJulia を実行.

VSCode 上での操作

次にVSCodeを起動.

拡張機能で Julia というそのものずばりなものがあるので,それをインストール.

Jupyterは既にVSCodeに入れてあるので,これで準備が整ったはず.

やってみる

VSCode で 表示 → コマンドパレット から CreateNewJupyterNotebook を選択するとこういう画面になります.

右上に Python 3.6.1 と書かれていますね.ここ,怪しいです.

クリックすると,Julia という選択肢が出現しますのでそれをクリックします.

それっぽい画面にはなるのですが,$\rhd$ マークを押しても計算が終わりません.

永遠にぐるぐる回り続けるだけ.

どういうことだってばよ.

問題はどこにあるのか

VSCode の JupyterNoebook上でやるときに問題が生じているっぽいです.

Julia のインストール自体はうまく行っています.

普通にVSCode上で .jl ファイルを実行する分には問題ありません.

こうやって,Hello World することもできます.

困りました.

調べてみると,VSCodeのJupyter拡張機能でPython以外の言語を実行したい場合は,VSCodeはstable版ではなくてinsider版を使用しないといけないという衝撃情報が入って来ました.

さすがにこの記事からも1年経ってるし,stable版でもできるでしょうと思って調べましたが,stable版でも使えるという情報は特になし.いやでも一年放置はないやろ.

信じてしばらくいじっていたらなんかできました.(本当に何もしていない)

ちなみに stable版のままでうまく行きましたので,先ほどの情報はやはり古いようです.


まぁとにかく Julia + VScode + Jupyter拡張機能 という環境が整いましたので,これでこの記事はおしまいです.次回以降は Python だけじゃなくて Julia もいじっていこうと思います.