おはようございます.
実家でちょっと怖い事件があったのでそれについて書きます.
今回は数学とは関係ない記事です.若干グロい話なので苦手な方は引き返してください.
事件のあらまし
オトンが「かび臭いぞ!なんだかかび臭い…!」と急に騒ぎ始めました.
私は全く匂いに気づかなかったので,「オトンは敏感やな~.大げさだなぁ」くらいに思っていました.だからほぼ相手にせず.
しかしオカンもかび臭さを感じていたようでした.私は相変わらず匂いを感じなかったのですが,かび臭さの元がどこにあるのか探すのを少し手伝うようになりました.
最初に嫌疑がかかったのはゴミ箱です.いかにも匂いの原因になりそうじゃないですか.しかしながら,ゴミ箱は無罪でした.オトンと二人して顔を突っ込んでにおいを嗅いでみましたが,とくに何もなし.
オカンは食材を疑い,ゴボウとかジャガイモを処分したそうですが,これも潔白.確かにジャガイモ君は盛大に芽が出てはいましたが,しかし腐ってはいなかった.ゴボウも派手にかびてたそうですが,特に匂いはなし.
こうなってくると本当に謎です.食材もゴミも違うなら,いったいどこなのか.
よくわからないまま1日が過ぎ,翌日.
ひょんなことから真相が発覚しました.
うちでは数年前から熱帯魚を飼っていたんですけど,そこの水槽のヒーターがですね,悪さをしていました.本来は水槽の水をいい感じのぬるさに保つ装置なのですが,これが故障して,見境なしにフルパワーで水槽を温め続ける暴力装置と化していたようです.
おそらくですが,最近急に寒くなったので躍起になって水槽の温度を保とうとして負荷がかかった結果,プッツンきてしまったのでしょう.
もう水がお風呂みたいにチュンチュンになって,湯気が出てました.
当然,中のおさかなはもう手遅れです.お墓を作って埋めました.かわいそうに.
これが異臭を放っていたわけです.
水槽の処理をきちんとやったら,匂いは消えました.
もっと早く気づいてあげたらよかったですね.ちょうど水槽と部屋の間にカーテンが下りていて,水槽の様子が見えていなかったのがよくなかったです.
本当に飼ってたお魚には申し訳ないことをしました.
あと,「オトン大げさ」とか言ってごめんなさい….
教訓
この事件ですが,「飼ってるさかなが死んだ事件」であると同時に「火事一歩手前で気づいた事件」でもあります.あのままヒーターが稼働し続けて水がなくなっていたら,ボッと火が出ることも十分あり得ました.
おそろしいですね.私はにおいを感じてなかったので,一人暮らしだったら死んでました.