前回までのあらすじ
「Windowsのターミナルなんてクソざこなめくじなんでしょ？」と思っていたわたし．
しかしPowerShell のバージョンを最新版の 7 にしてみたところ，Tab キーによる補完が導入されて一気にモダンな感じに！
ターミナルのモダンなカスタマイズと言えば，Linux Subsystem を入れる方法しかないと思っていたのだけど，それは違ったのかもしれない．
本編
さて，まずせっかくインストールした Tabby ですが，Windows Terminal に代えておきましょう. Windows ターミナルはダークテーマにすることもできるので，せっかくなのでダークテーマにしておきます．
Windows Terminal は配色のレパートリが少ないのですが，それ以外は同程度に高機能なのでわざわざ外部ツールである Tabby を使う理由はないと判断しました．
次に，Posh-Git を導入します．Git は基本だからね．
これでGit リポジトリを開いたときにブランチ名が表示されるようになります．インストールだけでは反映されず，プロファイルに Posh-Git を加える必要があることにだけ注意してください．
次はどうしましょうかね．Starship を入れましょうか．
READMEに Nerd Font を入れろと書かれていますので，入れます．
Nerd Font のDLページ に飛んで，適当なものをDLします．それを解凍します．
解凍しただけだとフォントとして登録されませんので，Microsoft のドキュメントの Install a Nerd Font の項目を見てその通りにやっていきます．
Nerd Fontの解答したファイルの中身を Windows/Fonts フォルダに張り付けてインストールします．
Windows Terminal のフォントに Nerd Font を設定します
これで Starship の Installation の前提条件を満たしたので，インストールしていきます．
winget install --id Starship.Starship を実行し，契約に同意する旨をタイプし，インストール．
その後は Profile にREADMEの指示通りの指定を追記します．コマンド $PROFILE を実行するとプロファイルの場所がわかるので，それをペーストして code $PROFILE を行い，VSCodeで開いて追記すると良いと思います．メモ帳や Vim で開いても構わないんですけど．
ここまで終わったらWindows Terminal を再起動．
できました！！！
さらにカスタマイズできる（そもそもStarship 自体カスタマイズできることを売りのひとつにしてるのにまだデフォルト設定のまま）んですが，今日はこのへんにしておきます．
PowerShell も捨てたもんじゃないですね．
追記： Posh-Git は入れなくても，Starship だけで良いようです．
