パンの木を植えて

主として数学の話をするブログ

Computer-aided design と代数幾何

\[ %%% 黒板太字 %%% \newcommand{\A}{\mathbb{A}} %アフィン空間 \newcommand{\C}{\mathbb{C}} %複素数 \newcommand{\F}{\mathbb{F}} %有限体 \newcommand{\N}{\mathbb{N}} %自然数 \newcommand{\Q}{\mathbb{Q}} %有理数 \newcommand{\R}{\mathbb{R}} %実数 \newcommand{\Z}{\mathbb{Z}} %整数 %%% 2項演算 %%% \newcommand{\f}[2]{ \frac{#1}{#2} } \]

Springerのサイトでひたすら検索を繰り返すうちに,こんな本を見つけました.

rational curve(有理曲線)に着目してるなんて珍しいですが,それ以上に computer algebra というところが大事です.

これは,どうも computer-aided design のことを言ってるらしいのです.

平たくいうと,コンピュータで設計図を組むときにも代数幾何が活躍してる!ということです.まだ読んでないので詳しいことはわかりませんけど.


多項式による曲線は線形な直線の次くらいに基本的な対象のような気がするので.当然かもしれませんが.だって既に ベジェ曲線 がありますからね.

言われてみれば Cox, Little, O'Shea 『Ideals,Varieties, and Algorithms』にもそういう記述がありました.

やっぱり多項式は重要なんですね.